不動産の売却を依頼する際の契約にはどんな種類がある？それぞれの違いをわかりやすく解説！【2025-03-27更新】住み替え | 川口市・埼玉高速鉄道沿線の不動産情報なら株式会社まいほーむ

不動産の売却を依頼する際の契約にはどんな種類がある？それぞれの違いをわかりやすく解説！2025-03-27

不動産を売却する際、不動産会社に販売活動を依頼するためには「媒介契約（ばいかいけいやく）」を結ぶ必要があります。
媒介契約とは、売主と不動産会社との間で「どのような条件で販売活動を行うか」を取り決めるための契約で、大きく分けて 「一般媒介契約」、「専任媒介契約」、「専属専任媒介契約」 の3種類があります。
ここでは、それぞれの契約内容や特徴、どんな人に向いているかをわかりやすく解説します。

1. 一般媒介契約：複数の不動産会社に依頼できる自由な契約

「一般媒介契約」は、複数の不動産会社に同時に売却活動を依頼できる契約です。
つまり、1社だけでなく複数の会社に物件情報を掲載してもらい、どの会社が買主を見つけてもOKという形になります。

特徴・メリット

・複数社に依頼できるため、幅広く買主を探せる
・自分で見つけた買主と直接契約できる（自己発見取引）
・契約の縛りが緩く、自由度が高い

デメリット

・レインズ（不動産流通機構）への登録義務がなく、囲い込みをされてしまう可能性がある。
・販売状況や反響の管理が複雑になり、売主様自身の労力が増えることもあります。

「依頼先を1社に絞りたくない！」という方におすすめの契約です。

2. 専任媒介契約：1社に絞ってしっかりサポートを受ける

「専任媒介契約」は、売却を1社の不動産会社にのみ依頼する契約です。
複数社に依頼することはできませんが、その分、不動産会社は「契約成立に向けて積極的な販売活動を行う義務」があります。

特徴・メリット

・販売活動を1社が一括して管理するため、対応がスムーズ
・販売状況の報告義務（2週間に1回以上）があり、進捗が明確
・レインズ（不動産流通機構）への登録義務があるため、全国の不動産会社にも情報共有される

また、専任媒介契約では売主自身が見つけた買主と直接契約（自己発見取引）を行うことが可能です。
「信頼できる1社に任せたい」「丁寧な販売活動を希望する」という方に向いています。

3. 専属専任媒介契約：最も手厚いサポートが受けられる契約

「専属専任媒介契約」は、専任媒介と似ていますが、さらに厳密な契約です。
最大の違いは、売主自身で買主を見つけて直接契約することができないという点です。

特徴・メリット

・不動産会社が販売活動に最も力を入れやすい契約形態
・販売状況の報告義務は1週間に1回以上と頻度が高く、進行状況がこまめに把握できる
・早期売却や確実なサポートを重視したい方に最適

ただし、自由度は最も低く、自分で交渉したい方には不向きです。
とはいえ、不動産会社が責任を持って迅速に売却を進めてくれるため、「早く売りたい」「安心して任せたい」という方におすすめです。

4. どの媒介契約を選ぶべき？選び方のポイント

媒介契約は、それぞれメリットとデメリットがあります。
どの契約が最適かは、「売却の目的」や「どのくらいのスピードで売りたいか」によって変わります。

一般媒介
複数社依頼・・・〇
自己発見取引・・・〇
販売報告義務・・・なし
向いている人・・・いろんな会社に依頼したい人

専任媒介
複数社依頼・・・×
自己発見取引・・・〇
販売報告義務・・・2週間に1回以上
向いている人・・・信頼できる1社にまとめたい人

専属専任媒介
複数社依頼・・・×
自己発見取引・・・×
販売報告義務・・・1週間に1回以上
向いている人・・・確実性・スピード重視の人

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川口市で不動産を売却する場合、エリア特性や需要の動きに精通した不動産会社を選ぶことが重要です。
たとえば、川口駅・西川口駅周辺ではマンション需要が高く、販売スピードが速い傾向があります。
一方で、郊外エリアでは販売期間を長めに見積もる必要があるなど、エリアによって戦略が異なります。

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